トゥインゴにはエンジンの回転計(タコメーター)がありません。ついでに言うと、冷却水の温度計もありません(警告灯のみ)。「割り切り」「フレンチのエスプリ」を感じるステキな仕様です。ぼかぁ好きですよ。
とはいえタコメーター無しだと、ならし運転中は不便なので追加してみることにしました。
まずはOBD2コネクタからクルマの情報を取ってきてくれるスキャンツール(某友人がプレゼントしてくれましたー、多謝)。なお、トゥインゴのOBD2コネクタは助手席のドア付け根辺りにあります。左ハンドルだと運転席側になるんでしょうね。
エンジンを切っているときはバッテリーが上がらないよう、スキャンツールをオフにしましょう。OBD2コネクタにスキャンツールを直付けすると電源のオン・オフがしにくいので、OBD2の延長ケーブルを使ってスキャンツールをサイドブレーキの辺りまで持ってきます。延長ケーブルは助手席のカーペットの裏側を通すと目立ちません。
次に表示に使うテキトーなAndroidスマホ。今回は懐かしのHTC EVO 3D(ISW12HT)です。久々に起動してみたところOSのバージョンが2.3だったので、4.0に上げました(まだアップデートできるのしゅごい)。余っているAndroidスマホがあればそれを使ってみてください。
情報の表示に使うアプリとして「Torque Pro」を使用します。無料のLite版もありますが、動作確認にだけ使ってサクッとPro版に課金しました。それが作者へのリスペクト(少ないけど)。
接続の設定はこちらのサイトを参考にしました
ODB2 アダプターと Android携帯を Bluetooth 接続して車のデータを確認してみよう | Mazda Fan Community – マツダ・ファン・コミュニティ
タコメーターと水温計、それに時計が足らないので表示に追加しました。
スマホの固定はこちらのスマホホルダーを使ってます。吸盤の設置面より下にぶら下げられるのナイス。
これでステアリングホイールの内側から回転計が確認できるようになりましたー。
今使ってるギヤが知りたいとか、見た目の変更したいとか、ブースト圧も知りたいとかありますが、ひとまず「タコメーター追加」の目標は達成。
営業さんから「慣らし中はエンジン回転数を3000rpmまでで、速度も80km/h以下してください」と言われて「タコメーターないですけどねー」と二人で笑っていたのですが、これで慣らしもはかどりそうです。
ルノー製の「R&Go」というアプリでもそれらを表示可能ですが、純正スマホホルダーの位置が遠いので、他のメーターのより近くに設置した次第。
試行錯誤している間に500km以上走ってしまったので、慣らしも折り返し過ぎちゃいましたが、まあそれはそれ……。