最近よく思うが、顧客のマインドはどちらかというと、料金よりも端末を使って何がしたいかということに相当移ってきている。ドコモはいろいろなキャンペーンを展開しているが、あまり顧客には響いていないと思っている。僕らがやるべきことは端末を使って何ができるかということを、もっと伝えること。
上記のような田中プロのものの見方は割と正論だと思うし、こういう風に前に出てきて話してくれるとわかりやすいですね。そう言えばiPad miniの発売イベントで、ソフトバンクは孫さんじゃなくて宮内さんが出てきたそうです。何かあるんでしょうか。
それは置いておいて。現在の日本でのタブレット市場というのは割とニッチだと思っているのですが、これがiPad miniの登場で本当に変わるのか、というのは気になっています。
「でかくて重い」大きい方のiPadではダメで、「ちょうど良い」大きさのiPad miniなら場所に縛られずにいつも持ち運ぶ、個人に近いネット用端末になるだろうと。それが普及・一般化するには「費用」や「知名度」なども必要ですが、Wi-Fi版や0円スタートの料金プランで「費用」という壁を、「Apple」「iPad」というブランドで「知名度」という壁も突破できると思っています。
ガラケーとiPad miniという組み合わせもアリでしょうし、今のスマートフォン文化普及の終着点・一般化の最終段階がiPad miniになるのかもしれません。