MDD研究所は、フィーチャーフォン(スマートフォン以前の従来型の携帯電話)ユーザーの利用実態調査を実施し、結果を明らかにした。現在のフィーチャーフォンユーザーは、スマートフォンに必要性を感じず、インターネットの利用も活発でない様子が報告されている。
どういうユーザー層なのかの情報も無いとよくわからないんじゃないかなこの調査。
国内各キャリアの方向性が、「スマホシフトによる収益の向上」「LTEへの移行及びWiFiオフロードによる通信状況混雑の改善」なので、それとは違う方向性の事(フィーチャーフォン)をやるかなぁという状況。ウィルコムは音声で頑張るしかないので踏ん張ってはいますが…
すでにグローバルでのメインストリームはスマホに移っていて、国内の各メーカーもフィーチャーフォンに関する新規の開発は殆どしていないようなのですよね。Nokiaは過去の資産を上手く使ってやっているようですけど。需要が細れば、作りたくても部品が手に入らないとか人的リソースが割り振られないとかあり得るわけで。メーカーやキャリアも慈善事業じゃないので、採算合わない仕事はしませんよねぇ。ニッチとして狙いたくてもゴリゴリに規模が効く業界ですし。
若い人ほど疑問もなくスマホを使うでしょうから、フィーチャーフォンにこだわる人は時代に取り残された人、と言うような扱いになっちゃうんじゃないでしょうか。フィーチャーフォンにも良さがあるとは思いますが、そう言う物が「時代の流れ」ってヤツかもしれません。