ちょっと前のお話ですが、廉価版iPhoneのコードネームやスペック情報が流出してきたとのこと。ザックリと3つのコードネームが出てきたようです。
コードネーム「Bertone」は3GがTD-SCDMAに対応しているので中国市場向けですね。この規格は中国しか使ってないので。「Zagato」はLTEがFDD-LTEとTD-LTEに対応するようです。これが日本市場に入ってくるなら廉価版iPhoneではSoftbank 4Gも使えるようになるかと(ソフトバンクのSoftbank 4GことAXGPはTD-LTE互換なので)。都内での体感速度が少しは改善されるんじゃないでしょうか。まあ廉価版で対応するならフラッグシップの方の次期iPhoneも対応するんじゃないかと思います。
iPhone 5の発表から1年近く経過して、LTE周りの機材がこなれてきたところから、対応する周波数やら増えるのだろうなぁと予想しています。auの800MHz(Band26に内包されるBand18)もそれに含まれるんじゃないでしょうか。
各コードネームのスペックは以下の通り。
コードネーム:Zenvo
- LTE:FDD-LTE
- プロセッサ:H5P (Samsung製/450MHz〜1.23GHz/デュアルコア)
- RAM:1GB DDR 400MHz
- 無線:Wi-Fi、Bluetooth 4.0
コードネーム:Zagato
- ディスプレイ:4インチ
- LTE:FDD-LTE/TD-LTE
- プロセッサ:H6P
- RAM:1GB DDR 400MHz
- その他:GPS、Wi-Fi、Bluetooth 4.0
コードネーム:Bertone
- ディスプレイ:4インチ
- LTE:FDD-LTE/TD-LTE
- 3G:TD-SCDMA
- プロセッサ:H6P
- RAM:1GB DDR 400MHz
- その他:GPS、Wi-Fi、Bluetooth 4.0