ちょっと前の記事ですがご紹介。ドコモが「一人負け」状態なのを改善するのはiPhone導入ではなくサブブランドの導入ではないかというお話です。
2013年第一四半期時点での調査で、iモードユーザーの51%が50代で、40代と50代を合計すると70%以上になっており、スマホを使う層とiモードケータイを使うユーザーを同じ「ドコモブランド」でカバーするのは無理があるのではないか、ということです。
個人的には納得する部分でもありますが、サブブランドをどう展開するかが難しいなぁと想像しています。比較的身軽なスマホ層向けに新しいサブブランドを設けて、安心なドコモブランドはiモードケータイ向けに頑張るという辺りが落としどころでしょうか。
フィーチャーフォンの需要自体が減っていて、端末供給が先細りそうな昨今、iモード向けのコンテンツプロバイダもどのくらい残るのでしょうか。しかし根強く顧客ニーズの残る部分にどんな代わりの物を用意するのか。サブブランドもそうですが、iモード向けの事業をどう前に進めるのかも悩ましい舵取りが求められますね。
※追記(2013/08/22 16:43)
「ドコモからiPhone」を飛ばし続ける日経新聞が「見送り」と報じたらドコモのスマホラウンジが臨時休業になって日経新聞ピンチ
新型iPhoneが発表されると言われている9/10の翌日にドコモのスマートフォンラウンジが臨時休業とのこと。果たしてドコモはどうするのでしょうか。これは全力で見守らなければなりません。