中国が、高速通信の可能な第4世代(4G)携帯電話の商用サービスを年内に始める。中国移動通信集団など携帯大手3社は2014年にかけて、中国全土に50万カ所以上の通信基地局を新設。今後4~5年間の投資額は8兆円規模に上る見通し。日本企業のビジネスチャンスも広がりそうだ。今後は中国主導の規格と日米企業などの規格による「世界標準」の座を巡る競争が本格化する。
中国がよやく重い腰を上げるようです。試験サービス等を行っていたTD-LTEをようやく本格的に商用サービスインするとのこと。これは次期iPhoneがTD-LTEに対応するフラグ…かもしれません。日系企業が中国市場に食い込むのはハードルが高い気がしますが、WCP辺りが技術協力でもするんでしょうか。
TD-LTEとLTEを「対決」という構図で書いちゃうのはどういうことなんでしょうねぇ。部品の共通化できるところが多い上に、それぞれに長所短所があるので、うまく補完的に組み合わされて共存するんじゃないかと思いますが。
本題とは関係ありませんが、日本のWCPやアメリカのClearWireなども導入するのに、TD-LTEを中国版LTEと報道するのは違和感バリバリなんですが、どうなんでしょう。AXGPをTD-LTEと呼べない孫さんの悲しみなんでしょうか。