実は実家では固定回線代わりにWiMAX→WiMAX2+と使っていたります。
さて、昨今有名になったWiMAX2+の3日に3GB以上使ったら通信速度制限が掛かって全然無制限じゃない詐欺詐欺事件。なんでこんなことになっちゃったのかなーと考えてみました。
- 元々データ通信専用で固定代替に向いたMobile WiMAXを用いての通信サービスをUQが始めた。
- 転送容量無制限をうたってWiMAXの販売を行い、固定代替にやっぱり使われた。and 外でもPCでどんどんデータ通信する人が使ってた。
- しかし、世界ではマイナーな規格になってしまったWiMAX。
- 仕方がないので次世代WiMAXの規格は(実質)中身をTD-LTEとしたWiMAX2.1 AEとなる。携帯電話系の技術になってしまった。
- UQはWiMAX2.1 AE(つまりTD-LTE)を用いてWiMAX2+がサービスイン。
- UQ「元々データ通信容量無制限がしんどかったし、もう無制限止めるかも。」
- UQ「みんなー、どんどんWiMAX2+にしてー。そしたらサービス充実するからー。無制限のプランも用意するし!」
- UQ「でも実はもうしんどいねん。3日で3GB以上データ通信したら通信制限するわ」←イマココ!
一応時系列で書いたつもり。つもり。間違っていたらツッコミお待ちしております。
まあ通信容量無制限をウリに売りまくっていたWiMAXが、通信規格が変わった際に無制限と謳うのを止められず、(実質)無制限みたいな謳い文句で結局ユーザーがババを引く結果になったというのが私の見方です。うん、そりゃユーザー怒るし、僕もあえて「事件」という表現を選ばせてもらいました。
今だったら3Mbpsで通信容量無制限のSIMもあったりするので、固定回線を契約することと合わせて乗り換えを検討してもいいと思います。
「工事不要で即開通」も売りだったワケですが、それは無線通信故のメリットです。ということは無線通信であることのデメリットも存在します。限られた無線通信のリソースをたくさんのユーザーで共有しているがゆえに、キャパシティの面で有線通信(ひかりなど)に劣るというデメリット。
お仕事をする上でメリットとデメリットを説明しお客様に選択頂く、というのは割と当たり前だと思うのですが、それがちゃんとできてなかったんじゃないかなぁ、UQ。まあUQ以外の通信事業者も…おっと誰か来(メールはここで途切れている