トゥインゴのやや困ったところ。ブレーキの感覚を掴むのが難しい。

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トゥインゴ先生、もう650kmほど走っており、先生に対するお気に入り具合を再認識している。諸君、トゥインゴはいいぞ。

まあ良いところばかりではない。私の場合はブレーキペダルの踏み方を習得するのに時間が掛かった。

ある停止場所に向けて「どのくらいの踏力で」「どこから踏んで」ブレーキペダルを操作するのが適切か。自分が不快感を感じず、同乗者にも感じさせないためには、どのようにブレーキペダルを踏めばよいか、という感覚が掴みにくく、探り探りになってしまった。

ブレーキペダルを踏んでいる間もEDCはシフトダウンし、エンジンブレーキは強くなる。MTの場合、程度のところでクラッチを切ってしまうから、あまり経験のない挙動だった。

また、フロントが軽い分、減速時のノーズダイブの仕方がFFとはだいぶ違う。クルマの動きと自分の感覚がシンクロしない、2週間ほどだった。ただ、想像していたよりも絶対的な制動力は高い、という感覚を得た。

その後、その学習故にブレーキを我慢しすぎて、突っ込みすぎることが多くなってしまった。結果、シフトダウン後のエンジンブレーキで減速Gの立ち上がりが急激になってしまうのである。

それに気が付き、タイミングを修正。より手前から踏み始めて、減速していく変化量を緩やか・穏やかにする。そうするとシフトダウン時のエンジンブレーキによる減速感も急激に立ち上がらず、スムーズに停車できるようになった。減速の変化量に合わせてシフトダウンのタイミングも変わるのであろう。

ラフな運転をしていると、ラフな挙動になる。丁寧な運転をすれば、丁寧な挙動になる。というのは道具として大変マル。これでだいたい踏力一定で停止までできるようになった。

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