ソフトバンクの通信網を利用するARROWS S(EM01F)をイーモバイルが発表しました。イーモバイルから発売になりますが、イーモバイルの通信網は使えない端末になります。
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
と言う感じにツッコミどころ満載であります。恐らくソフトバンクの2012年冬モデルである「ARROWS A 201F」と基本的には同じ物じゃないかと。
この端末の戦略的な意味が「3Gでの音声通話はソフトバンクの通信網で巻き取る」だとすると、イーモバイルの3G網を止めやすくなり、イーモバイルの持つ全ての1.7GHzの電波をLTEにして使えるようになるかもしれません。3Gのデータカード/Pocket WiFiを使っている人には古くなったLTEデータカード/Pocket WiFiを在庫処分代わりにバラまけば良いワケで。既にイーモバイルはソフトバンクのグループ企業ですから、そう言う展開もありうるでしょう。ソフトバンクモバイルの持つ2.1GHz/900MHzで3Gを、イーモバイルの持つ1.7GHzでLTEを展開することはグローバルでの周波数利用状況からも適切ですし。
あくまで想像でしかありませんが、事業者側にもユーザー側にもメリットのある話かな、と思います。