脱iPhoneできるか。

  • 【トークイベント緊急開催】ソフトバンクによるスプリント買収は業界地図をどう変えるのか

11月1日にあったトークイベント「ソフトバンクによるスプリント買収は業界地図をどう変えるのか」に行ってきたのでその際の主立ったところ(iPhoneやTD-LTEの辺りを中心に)つらつらと。

——-

端末については、ソフトバンクもスプリントのどちらもiPhone頼みの状況。リスクの観点から言うとすげぇなぁ(クロサカ氏談)。iPhoneの調達力が上がるかは(相手がAppleなので)わからないし、iPhoneの調達力が上がるだけで上手く回って行くのか。Androidの調達力は上がりそうではある(ソフトバンク単体では端末メーカーから優先順位が上げてもらえず、結構厳しかった)。

(そもそもいつまでiPhoneの勢いが続くのか。今はiPhoneが売れているが故に強気な交渉のできるAppleだけれど、それもいつまでだろうか。)

ネットワークについて、iPhoneがTD-LTEに対応するかはチャイナモバイルで売りたいかじゃなかろうか。しかし、チャイナモバイルもTD-LTEやるよやるよ詐欺で商用ネットワークの展開はなかなかしない。WiMAXのTD-LTE対応の話も来たし、世界的に盛り上がればなぁというところ。TD-LTEに対応してもらえるとクリアワイヤがたっぷり帯域を持っているスプリントは楽になりそう。1年後にiPhoneが倒けたらTD-LTEに対応するかもしれない。

スプリントの業績回復については旧ネクステルのiDENネットワークを停止すれば収支が2割ほど改善する予定。また、ソフトバンクの自分たちの設備を持たない「財務手法」が取られるのでは。

金銭的には何かアクシデントが無い限りなんとかなりそう。規制当局の審査も大枠的には通りそう。純粋な株式の投資としては高いけれども、そつなくやるのはつまらないので、なにか変わったことをやって欲しい。投資家・事業家・企業家である孫さんに期待。

先進国の競争がキツくなって行く中で、ソフトバンクとスプリントがどう振る舞うかは注目。

——

クロサカさんがおっしゃられていた「脱iPhone」という言葉なんですが、まさにソフトバンク・スプリントを含めた業界全体がそういう方向に行くだろうなと思う。過当競争の業界から一歩抜きん出る解を是非見つけて欲しいですね。

トークイベントでは上にまとめた以外の、業界全体の話もされました。参加費は結構良いお値段でしたが、それだけのものはあったと感じています。

スポンサーリンク