昨年の4月1日からサービスがスタートした携帯端末向けマルチメディア放送局の「NOTTV」ですが、ようやく50万契約を突破しました。「日本初のスマホ向け放送局」と銘打ち、NOTTV専用のコンテンツも用意するなどしていた割には伸びていません。今期で100万契約が目標となっていましたが、達成は難しそうです。
今のところドコモしか対応端末がありませんが、そのドコモの契約数は約6000万契約です。ですのでNOTTVに契約しているのはドコモ契約数のおよそ0.8%。Xiのみに絞っても約700万契約ですからおよそ7%と普及しているとは言えない数値です。
多くのスマホに搭載されているワンセグやモバイルネットワークを活用したYoutubeなど他にも映像コンテンツを楽しむ方法があり、契約が有料であるにも関わらず差別化が上手く出来ていないのが伸び悩んでいる理由ではないかと考えています。
まあ始まった当初から(というか始まる前から)否定的な見方が多かったですけれど、その通りの結末になりそうです。せっかく貴重な電波帯域を使ってサービスしてるんですが…