- 合同会社を設立してiOS Developer Programに法人登録するまでの流れをまとめました(2013年春現在) – pirosapの備忘録
- iOS Developer Program法人登録手順 – shikaku’s blog
法人としてiOS Developer Programに登録しようとしたら盛大にどハマりしたのでご報告。登録時に困ったら日本語の窓口、0120-9333-88(Worldwide Telephone Support – Apple Developer)に電話しましょう! お兄さんとの約束だよ!
何故今回どハマりしたかと言うと、
- 登録時に入力する会社情報を3回間違えたので登録自体がロックされた。
- Appleの参照しているD&Bの会社情報データベースの情報が古いままだった。
の2点です。
実際登録する際にはD&Bのデータベースに会社の情報が登録されてないと行けません。設立から日が経っていれば登録されているようですが、設立間もない法人だと登録されていないようです。D&Bの日本窓口である東京商工リサーチで検索すると登録されているか確認できます。登録されていればDUNS番号の請求が出来て、この番号が登録の際に必要になります。登録されていない場合にはAppleのページから登録の申請ができるようです。
弊社は設立から2年近くが経っていたので登録自体はされていました。ただ、設立後に移転していたので、その住所情報を東京商工リサーチのサイトから変更の申請を出しています。また英語表記が「IT OENDAN, K.K.」になっていたので「IT O-EN DAN INC.」への訂正の申請を出しました。翌営業日には東京商工リサーチでの変更・訂正は完了したというメールが来ています。
その後、登録を試していたのですが、東京商工リサーチのデータベースからAppleの参照しているD&Bのデータベースへの反映に時間が掛かるようで、変更・訂正の申請から2週間経っても反映されていなかったようです。そのため最初に挙げた2点の状況になっていたと。
Appleの窓口に連絡してApple IDのメールアドレスと自分の氏名・連絡先の電話番号を伝えたところ、状況を確認してもらって上記の状況を伝えられました。ただ、こちらも情報の変更・訂正の申請から2週間が経過している事を伝えると、「登録が進められないかマネージャーに確認するので折り返しの連絡を待って欲しい」と返事をもらえました。
その後、別の方から連絡頂き、「登記簿謄本を送って頂ければ登録作業を進めさせて頂きますがいかがでしょうか?」ということだったので、それでお願いしました。一旦D&Bのデータベースの情報を参照しない形でシステム上の登録だけ進めて、後から登記簿をスキャンしたファイルをAppleのサーバーに送る、という形になります。システム上の登録が完了するとメールが2通送られて来ますが、後から来たメールにAppleのサーバーに送るためのリンクが記載されています。登記簿送信後、実際の登録完了まで1〜2営業日掛かるようです。今は丁度この実際の登録完了待ちの状態です。
これは私が問い合わせをした結果であって、全ての人に対して同じ対応ではないかもしれません。ただ、登録を進めていて困ったら、窓口に連絡すると割と親身に話を聞いてもらえるようです。
尚、登録申請の名義人しか窓口に問い合わせができないと言う事でした。弊社の法的な責任者は社長なので、社長の名前で申請していたのでした。これを弊社内の窓口である私の名前に変更する一手間が、問い合わせの最初に発生した事も書き添えておきます。申請者本人の名前にするのが正しいと言えば正しいですね。