ソフトバンクが展開しているY!mobileから、新しい一手。シャープ製の「素のAndroid」端末、507SHが発表されました。
おそらく、キーワードとなるのは「安心」じゃないかなーと。
- 実店舗があるY!mobileの「安心」
- 国内メーカー(シャープ)製の「安心」
- アップデートが保証される「安心」
この3つ。
「Android One」ブランドで展開され、ソフトウェアは素のAndroid。発売から18ヶ月間に最低1回のアップデート保証と、発売から2年間の毎月セキュリティアップデートの保証付き。これをシャープが作って、Y!mobileが売るというのは「安心」だよね、というメッセージなのかなーと思った次第。
Y!mobileは「Android One」を更に展開していくようで、ハードウェアにカスタマイズを集中できるというメーカー側のメリットも大きいんじゃないかと思っています。主に今は国内メインのメーカーで。
素のAndroidを搭載しながらGoogleではなくメーカーなどが主体となって生産する、新興国向けプログラムとしてスタートした「Android One」。今では新興国に限らず展開され、ユーザー向けにも「使い勝手の標準化」として機能して行きそうな予感がします。
また「価格競争だけでは行き詰まる」という元ウィルコムの人の言葉は重く感じます。Y!mobileはMVNOなどの「月額の安い方」では良い意味で先頭を突っ走ってくれてるので、この先の展開も楽しみです。