「仕事がうまくいく7つの鉄則マツダのクルマはなぜ売れる?」読了。マツダのやっていることが僕に刺さるはずだよねー、という内容でした。
タイトルは今時のWebっぽく内容を表してみました。「日本の自動車メーカーで一番勢いのあるマツダ。その中で行われているグロースハックとは」伝わるでしょうか。
まるでベンチャー企業のように極力運用を軽くする努力。極力リーンに、魅力や効果を。しかも将来の変化に柔軟に対応できる形で。生産設備の汎用化とソフトウェア化。開発のモデル化と、今時のITもしっかり生かしている。開発・生産をしているメーカーとしての知見も生かしながら。
彼らが完全な自動運転よりも「人をアシストできるクルマ」を目指している理由というか、現実が既に生産現場にある、と感じました。完全自動生産は目指してなくて、自動化できるところと人間がやるところを、コストや効果を見つつ見極めている。ある意味今できることをちゃんとやってるだけですが、それが難しい。
規模の小さなメーカーがどうやって生き残っていくか、その一例なのではないかと思う次第。業界の違う人が読んでも勉強になるんじゃないかと。