5月の29・30日に発生した障害は4月に発生した障害の原因を修正しようとして、再度障害が起きてしまったということです。新たなバグもあったようですが。障害が起きたのは基地局からの通信のやり取りを適切なところへ繋げてくれる機器です。
対応としては復旧手順の見直しやトレーニングなど運用品質の向上、該当設備の増強が上げられました。4月27日の障害から230億円の投資をすると5月15日に発表済みでしたが、今回の障害を受けて300億円に積み増しされています。
ユーザーへのお詫びとして返金される700円については、それぞれの障害は24時間に満たなかったものの、3件を合計し3日分として算出されています。該当者へはメール等で連絡がくるそうで、ケータイのメール宛に連絡が来そうですね。
また同時にLTEの実人口カバー率についても新たに情報が公開されています。iPhone5やiPad・iPad miniの対応する2.1GHz(Band1)のLTEについては3月末時点で63%、5月末では71%となっており「案外広いじゃん」と思える数値になっています。2014年3月末(2013年度末)の予想は80%で、思ったよりもエリアが広がるのかもしれません。
障害が起こる事を前提に、より快適なネットワーク運用を頑張って頂きたいところです。