エクシーガ クロスオーバー7にチョイ乗り試乗。安定感と安心感。

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弟が初期型ターボのエクシーガ(以下エクシーガ)からエクシーガ クロスオーバー7(以下クロスオーバー7)に乗り換えたので実家の近所を30分ほど運転させてもらいました。まだ300Kmも走ってない新車納車されたてホヤホヤの物件です。既にホイールとマフラー変わってましたけど。

目次

安定感、安定感

一番感じたのはブレーキを踏んで停止するまで減速する所。ここで修正舵を当てずに真っ直ぐ走るって止まれる。今までデミオちんで、意識してないけど細かくステアリングを修正していたことに気が付きました。ああ、良いものを知ってしまうと戻れなくなっていくやつやこれ。

基本的なボディ設計は同じ

今回面白かったのは

  • エクシーガ EJ20型2L ターボエンジン 5速AT(油圧パワステ)
  • クロスオーバー7 FB25型2.5L NAエンジン CVT(電動パワステ)

と元々のボディ設計は同じなのにパワートレイン等がガラッと違うこと。細かいところは改善されているんでしょうけど、3世代目のインプレッサを元にしたプラットフォームは基本的に変わってません。

パワステの違い

特にはっきり違いを感じたのがパワステ。油圧パワステの方がタイヤの感触がわかるし、微修正の時のアシストが適切。電動パワステだと切り始めから結構過剰にアシストが入るので気を使う結果になってしまいました。

自分をそのクルマに合わせるまでもなく、勝手に手が動くようになる。そんな油圧パワステの感触が懐かしいです。よく担当してくれるマツダの整備受付の人も「油圧の方が感触いいですよねー」って言ってました。なんか変態ばっかやな僕の周り。

パワートレイン

パワートレインも古い方が好きだったかなぁ。5速ATはトルコンの制御も含めユルユルだったけど、速度のコントロールはやりやすかったように記憶しています。

クロスオーバー7のCVTも悪くないけど、段付きの方がわかりやすくて楽です。走行モードの切り替えをした場合、iモードだとエンジンの加速が先にきて、それから車速が上がるCVTあるあるな制御。Sモードだと割とリニアにエンジンも車速も加速するけれど、微速のコントロールが結構シビア。

この辺りはデミオちんに戻ってホッとしました。ギヤからクラッチまで全部自分でコントロールできるので当たり前の部分もありますが。

最低地上高の違い

クロスオーバー7になって最低地上高を上げた結果、サスペンションストロークも増えて挙動もゆったり目。iモードでゆったりのんびり運転する方がクルマのキャラクターに合ってる感じです。

設計が新しいとか古いとか以前に、乗って運転して安心できるクルマってちゃんと人が作っているよなぁと思いましたはい。

そもそもなんで買い替えに

まあ前のエクシーガが事故られて修理見積もり80万円になり、じゃあ買い替えますかと。娘が2人まだ小さいので多人数乗車できる方がいい、見た目も比較的シンプルなのがいい、ということでクロスオーバー7にしたようです。

弟はスバルの営業マンなので元々選択肢が少ないですが、一応アウトバックは候補に上がったようです。そっちも面白そうだけど、素直で爽やかイケメンな弟には、クロスオーバー7の方が似合ってます。

サスペンションスプリングとダンパーを、前のエクシーガに付けてたローダウンのやつに変えてしまう予定と聞き、その前に極力ノーマル状態で運転できるよう急遽実家に行きました。結果すごく良かったです。こういう安心できるクルマに乗りたい。弟には「スバルの車に乗ればいいじゃん!」と突かれました。まておにーさんは自営業を開業したばかりなんだ。

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